離乳時の亜鉛不足に注意 2
妊娠中の妊婦の食事がもし偏食で、亜鉛を多く含む食べ物、たとえばかき、しょうが、ラムチョップ、干しえんどう、ナッツ、レバー、卵黄、脱脂粉乳などを食べていないばあいは、母体中の亜鉛はさらに極端に微量になり、胎児には、通常にくらべてはるかに少ない量しか移行しないと考えられます。
別の実験では、妊婦に亜鉛を経口投与すると、出産が軽く、しかも出生した新生児の健康状態もよいという研究報告もだされています。
また、生まれたばかりの赤ちゃんを、離乳までの10ヵ月間ぐらい粉乳で育てるばあいでも、この時期に、この粉乳中に含まれる亜鉛をはじめとするミネラル類を十分補給しないと、離乳が終わった1歳から2歳にかけて味覚異常が表面化します。
つまり極端に塩辛い物や甘い物を好み、野菜をうけつけなくなるという、自閉症児のもつ症状があらわれてくることがあるのです。